パート：調剤薬局入門書

調剤薬局の非正規雇用求人に関して

有効求人倍率は上昇していますが、正規雇用の数は伸びているとは言えない状況にあります。それは医療系の職種も同様で、アルバイトやパート雇用に頼らざるを得ない現状があります。ここ数年で調剤薬局は激増しましたが、薬剤師の非正規雇用が多いのも事実です。

ただ、薬剤師に関しては待遇面では恵まれていると言えるのではないでしょうか。時給は2000円を超えますし、引く手あまたの職種です。病院や製薬会社においても人材の確保が困難で、あらゆる手段を講じていると耳にします。

医薬分業はこれからも進められるでしょうし、調剤薬局の存在感はますます高まるのではないでしょうか。就職や転職を目指すのであれば、薬剤師の道に進むことを推奨します。全国の大学では薬学部の新設が相次いでいますし、入学するには絶好のチャンス到来だと言えます。

主婦に人気な調剤薬局のパート業務

主婦などの方にも人気が高いのが、調剤薬局のパート業務です。レジや飲食店でのパートより、きちんとした固いイメージがありますが、一般のオフィス業務と左程変わりません。ただ、患者さんを相手にコミュニケーションを取って行かなければならないと言う、接客業務が絡んでくると言う点では、ちょっと違いがあるかも知れませんが、パソコン入力や事務補佐等のサポート業務などは、一度ＯＬの経験がある方などは、割とすぐ勘が戻って来て、働きやすいかも知れません。

ただ、やっぱり病人を相手にするお仕事ですから、症状が軽い方ばかりではありません。そんな時は、お薬を代わりに届けたり、記入箇所などを代わりに代筆してあげたりなどの、患者さんのフォローも必要になって来ます。

しかしながら、子供を育ててきた経験のあるお母さんなら、その様な行動は意外とさらりと出来るでしょう。